錦秀会グループ 震災復興2013年「野球教室」実施レポート
錦秀会グループが東日本大震災から開始した復興支援活動の一つである野球教室は本年で3年目を迎えました。皆様からの温かいご声援とご協力にボランティア活動は支えられ、地域との交流は深まり、「やさしく生命(いのち)をまもる」の理念による実践活動は現在も続いています。
12月7日(土)、山崎武司さん、福留孝介(阪神タイガース)、長谷部康平・小山桂司・西田哲郎(東北楽天ゴールデンイーグルス)の各選手、並びに錦秀会グループとともに復興支援を歩んできた古川電気工業㈱のスタッフの皆様、全員が、昨年に劣らぬ熱い思いで「石巻河南中央公園野球場」に集まりました。
石巻方面は当日晴れ渡り、朝日が輝く絶好の練習日和になりました。
野球場に息を白くはずませて駆けつけてくれたのは小学5~6年生の参加者約130名です。
昨年と同様、できるだけ多くの参加者に楽しんでいただけるよう、教室は午前の部、午後の部と2回開催され、子供たちは山崎選手、福留選手、楽天イーグルスの各選手の生の声を聞きながら、トレーニングに励みました。
早朝に到着後、錦秀会グループの18名のスタッフは早速準備開始!明るいおそろいの黄色いブルゾンがてきぱきと動き回り会場設営も順調に進みました。
今回の野球教室実施に当たっては遊楽館高橋館長、石森主幹にお世話になりました。
開催にあたり今回もお世話になりました、左から石巻体育協会の小山様、佐々木様、近藤様、石森様です。
ありがとうございました。
こちらは錦秀会グループと復興支援をともに歩んできた古川電気工業の皆様です。お疲れ様でした。
「石巻市河南中央野球場」は錦秀会グループにとってすっかり野球教室のホームグラウンドとなりました。河南公民館と石巻体育協会の皆様が立派な看板を用意してくださいました。本当にありがとうございました。
開催に先立ち、宮城県スポーツ少年団野球協議会理事長の米谷正信様から復興祈念と参加の皆様へ挨拶を頂戴いたしました。
次に山崎武司さんからの挨拶、そして今回指導応援に駆け付けてくださった阪神タイガースの福留孝介選手(右から2番目)、楽天ゴールデンイーグルスで活躍の各選手(右から小山選手、長谷部選手、西田選手)がそれぞれ自己紹介してくださいました。
さて、いよいよトレーニングのはじまりです。
まずは練習の基本、ランニングから始まります。
次に、屈伸運動で膝をウオーミングアップします。
さて、山崎武司さんの指導が始まり、熱心に聞き入る参加者の皆さん。真剣そのものです。
そして守備コーチング。山崎さんの気合の入った指導が伺えます。「膝を曲げて、グッとお尻を落とす!」
山崎武司さんの外野ノック指導も参加者の皆様は心待ちのようでした。
豪快なフォームで次々とボールは空に打ち上げられていきます。
山崎武司さんの指導を受け、いつか山崎さんのような野球選手になる!と思いを深めたことでしょう。
午後の部は山崎武司さんが講演会に出席のため、阪神タイガース、福留選手が中心になってコーチング。写真は福留選手のベースランニング指導。「ベースをしっかり踏んでね!」
こちらはティーバッティング指導です。「ナイスバッティング!」
一方、楽天ゴールデンイーグルスの各選手の指導も熱気を感じます。長谷部選手の気合の入った指導です。「そう!そのフォームが大切だよ!」
こちらは小山選手の指導。「いいかい?ポイントはこうなんだよ!」
長谷部選手、しっかりとアイコンタクトをとって語りかけます。
小山・西田選手は時には緊張をほぐすかのように優しい指導も忘れません。
プロ選手の指導を受けると自分がすっかり変わったようになったことでしょう。
子供達の笑顔が嬉しいです。
野球教室の名イベント。ホームラン対決に参加者の皆さんがチャレンジ!です。
ゲームでは、最後に阪神タイガース福留選手と楽天西田選手によるホームラン対決がはじまりました。
ギャラリーが見守る中、福留選手は見事にホームランを打ち上げました。
福留選手と西田選手のホームラン対決ゲームで惜しくもホームランを逃した西田選手からは
ゲームの事前取り決めで野球教室終了後、参加者全員にサインをいただくことになりました。
午後には、河南地区青少年健全育成市民会議・石巻市河南公民館の主催で山崎武司さんによる野球講演が実施されました。「我が野球人生」と題し、山崎武司さんの野球人生の語りとともに、会場に集まった野球少年には「練習の継続」や「目標の設定」の大切さをわかりやすくお話しいただきました。
また、併せて開催されました「第10回かなん少年の主張大会」の発表者には山崎武司さんのサイン入りバットが贈呈されました。
地元新聞・各スポーツ新聞では野球教室の開催を大きく取り上げていただきました。
ありがとうございました。
子供達の夢を大きく育む野球教室は地元の皆様、各選手の皆様のご協力により2013年度も無事終了致しました。今回、教室の実施に当たってご協力をいただいた山崎武司さん、阪神タイガースの福留孝介選手、楽天ゴールデンイーグルスの各選手の皆様、地域のボランティアの皆様、古川電気工業㈱の茂泉社長をはじめとするスタッフの皆様に厚く御礼申し上げます。
錦秀会グループは「やさしく生命(いのち)をまもる」の理念の下、初心を忘れずこれからも復興支援を継続いたします。
錦秀会グループ