2015年復興支援ボランティア活動「少年野球教室」
2015年終わりの12月。錦秀会グループが「やさしく生命(いのち)をまもる」の理念の下、2011年の東日本大震災直後から継続しているボランティア活動は本年3月に5年目になり、一連のボランティア活動はいよいよ最終年を迎えることになりました。
ボランティア活動での少年野球教室・少年サッカー教室は「子供達に笑顔を」のスローガンを掲げ、12月5日にサッカー教室に先行して野球教室を開催しました。教室開催に当たっては山崎武司さん、福留孝介(阪神タイガーズ)伊志嶺忠、戸村健二、阿部俊人(東北楽天ゴールデンイーグルス)の各選手、また、今回は特別参加の広澤克美さん(元ヤクルトスワローズ選手)のご協力により子供達に満面の笑みと夢をあたえていただきました。
(山崎武司さん(元中日ドラゴンズ))
(福留孝介選手(阪神タイガーズ))
(東北楽天ゴールデンイーグルスの伊志嶺忠、阿部俊人、戸村健二の各選手)
(広澤克美さん(元ヤクルトスワローズ))
当日は暖冬に恵まれ、また今回が教室の最終回になることから、約350人もの子供達の参加がありました。今回は午前に「野球教室」午後からは「山崎ドラゴンズVS福留タイガース」と題し、参加代表メンバーによるドリームゲームを実施。最終回に相応しい有終の美を飾る内容の豊かな野球教室となりました
錦秀会のボランティアのスタッフは前日12月4日の夕方、大阪住吉区の阪和病院前をバスで出発後、翌日早朝現地に到着しました。ボランティア活動は事前計画と現地でお世話になるNPO法人と綿密な連携を図り当日のスケジュールをこなします。
錦秀会グループのロゴが入ったウエアはそれぞれのボランティア活動の思い出を物語るシンボルです。ボランティア活動では法人職員がその看板を背負い、地域の皆様のご支援により活動を進めさせていただきました。
錦秀会グループが今回お世話になる「石巻市民球場」です。今回の教室のタイトルやグループのロゴを表示してくださいました。
石巻体育協会の皆様がポスターや看板を用意してくださいました。 本当にありがとうございました、
開催に先立ち、宮城県スポーツ少年団野球協議会理事長の米谷正信様から参加の皆様に挨拶を頂戴いたしました。
続いて石巻市市会議員髙橋けんえつ(憲悦)先生(元遊楽館館長)から感謝の言葉を頂戴いたしました。ありがとうございました。
さて、いよいよトレーニングのはじまりです。各チームは山崎さん他それぞれのコーチの指導の下、バッティング、キャッチングなどの各種メニューを楽しくこなして行きました。
山崎さんのノックを受けます。プロのノックは断然迫力が違います。
「肘を挙げて大きく投げるんだよ!」投球に熱心な子供達。
順番にボールをキャッチします。自分の順番が来るのが待ちどおしいひと時です。
練習のひと時、子供のまなざしには生き生きとした夢が込められていました。
守備も野球には絶対不可欠。膝を柔軟に構えて機敏な動作を練習します。
山崎さんのトスバッティング。ジャストミートは中々難しいようです。
こちらは楽天の各選手のトスバッティング。後ろから「がんばれ!」の声が聞こえてきます。
ホームランチャレンジでジャストミートする練習です。なかなか綺麗に撮れました。
福留選手が練習でのMVPに選手のサイン入りバットを贈呈しました。
さて、昼食が終わり、午後からは山崎選抜チームVS福留選抜チームによるドリームゲームが行われ、野球教室はまさにハイライトになりました。それぞれのチームから代表が選ばれ自分のチームの勝利を背負ってがんばります。
試合はまず礼儀から。代表同士の固い握手でお互いの健闘を誓い合います。
開始直後、攻めも守りもすぐに白熱を帯びてきました。
綺麗なフォームで投げられたボールは未来に向けて飛んでゆきます。
山崎さんのアドバイスに真剣に聞き入る練習生です。前向きな姿勢が感じられますね。
福留選手が自分のメンバーを募っています。
「いいぞ!」楽天の選手が健闘をたたえてタッチ!
チーム代表以外の参加者は応援席から応援です。自分の代表達に声援を!「がんばれー!」
「皆いいかい?」福留選手と特別参加の広澤さんがナインに作戦指導です。真剣そのもの。
山崎さんのチームは4回の表で大量得点をゲット!おおいに沸き立ちました。
試合半ばで山崎さんチームが大量得点を獲得後、その勢いで最後まで走り抜け、結果は山崎さんチームが優勝しました。
ドリームゲームでMVPに輝いた代表チームのメンバーです。山崎さんはその健闘を称えました。
試合は無事終了し、お互いの健闘を称えあいました。お疲れ様でした。
今回の野球教室では選手の皆様と錦秀会グループへ石巻市体育協会会長伊藤和男様から感謝状が贈呈されました。
山崎武司さんに感謝状が贈呈されました。
錦秀会グループは理事長の代理で吉川(部長)が拝受いたしました。
錦秀会グループが拝受した表彰状です。厚く御礼申し上げます。
さて、各選手との交流も名残惜しく、楽しかった野球教室のひと時は思いのほか早く過ぎて行き、参加者は山崎さん他選手をお見送りしました。山崎さん達も後ろ髪をひかれる思いで練習場を後にされました。
今回のボランティア活動に参加した錦秀会グループのメンバーです。皆それぞれの役目を終え明日からは医療現場で引き続き頑張ります!
少年野球教室は地元の皆様、各選手の皆様のご協力により2015年度も無事終了致しました。今回、教室の実施に当たってご協力をいただいた山崎武司さん、阪神タイガースの福留孝介選手、東北楽天ゴールデンイーグルスの伊志嶺忠、阿部俊人、戸村健二の各選手、特別参加いただいた広澤克美さん、地域のボランティアの皆様、古川電気工業㈱の茂泉社長、ダイコロ㈱高階正道様(写真撮影)をはじめとするスタッフの皆様にこの場を借りて厚く御礼申し上げます。
錦秀会グループは「やさしく生命(いのち)をまもる」の理念の下、これからも医療業務に邁進し、石巻の地域の皆様にいつかまたお会いできることを楽しみにしています。
錦秀会グループ
各スポーツ新聞が野球教室の様子を一面に掲載くださいました。誠にありがとうございました。