2015年復興支援ボランティア活動「少年サッカー教室」

錦秀会

2016年01月07日 15:43

2015年復興支援ボランティア活動「少年サッカー教室」


錦秀会グループが「やさしく生命(いのち)をまもる」の理念の下、2011年の東日本大震災直後
から継続しているボランティア活動は本年で5年目になり、一連のボランティア活動は今回の少年
サッカー教室を持っていよいよ最終となりました。


ボランティア活動の少年野球教室と同様に少年サッカー教室では「子供達に笑顔を」のスローガンを掲
げ、12月13日はラモス瑠偉さん、永井篤選手らが86人の子供達に笑顔と夢のひとときをプレゼント
してくれました。


錦秀会のボランティアのスタッフは前日12月12日の夕方、大阪住吉区の阪和病院前をバスで出発後翌日
早朝現地に到着しました。当日は雪は見られず、穏やかな日差しと共に早速グランドの用意に取りかかり
ました。


開催に先立ち石巻サッカー協会会長の高橋靖様からご挨拶を頂戴しました。


サッカー教室で過去からお世話になっている、ラモス瑠偉さん、永井 秀樹さんをはじめとし、
永島昭浩さん(元ガンバ大阪)と今回は三竿健人、高木大輔、澤井直人、柴崎貴広(いずれも
東京ヴェルディ)の各選手の皆さんが勢ぞろい。それぞれから自己紹介がありました。



今回はボランティア活動の最終回となることから錦秀会グループの理事長(籔本)が参加の皆様と
活動でお世話になった地元の皆様に感謝の挨拶をさせて頂きました。


5年間のボランティア活動を語る理事長。思い出が走馬灯のようにめぐります。


いよいよサッカー教室の始まりです。まず、ラモス瑠偉さんがサッカー教室の説明をおこないます


子供達はラモス瑠偉さんや他の名選手を前にし、いささか緊張の面持ちで説明を聞き入ります。


ラモス瑠偉さんがドリブルの指導を行っています。ラモスさんの手にかかるとボールが魔法のように走ります。


こちらは永井選手がコーチで練習を見守っています。子供達は一生懸命です。


プロ選手より前に出てボールを追う子供達。子供達の俊敏な動きに目を見張ります。


ボールが足にまとわりつくような妙技に永井選手も顔負けでした。


理事長も今回は練習に参加。元気な子供達とグランド狭しと走ります。


12日にアトムサーキットで子供サーキット教室を開催くださったプロレーサー小林可夢偉選手も
お越しいただき子供達と楽しいひと時を過ごしました。


教室が終了後、ラモス瑠偉さんに石巻市体育協会会長の伊藤和男様から感謝状が贈呈されました。


今回のボランティア活動の参加メンバーです。全員晴れ晴れとした表情で活動を終了しました。   


錦秀会グループのメンバーがサッカー選手をお見送りします。お名残惜しいひと時でしたが、明日から
は大阪住吉区に戻り医療業務に専念します。教室に参加いただいた皆様、並びにサッカー選手の皆様、
そして教室の開催にご尽力いただいた地域の皆様に厚く御礼申し上げます。


東日本大震災直後から5年間にわたり地元の皆様の温かなご支援の下でさせていただいたボランティ
ア活動。瓦礫の中でも他の人々に思いやる温かな真心、人と人の絆の強さと大切さ、夜空に輝く花火
に手を取り合って歓喜した感動、そして、ボールを追いかける子供達の朗らかな笑顔。その一つ一つが
我々の心に深く、静かに輝きます。

「やさしく生命(いのち)をまもる」の理念の美しい珠玉となって。思い出と共に。

このブログでボランティア活動を温かく見守っていただいた皆様に心から厚く御礼申し上げます。

                                     
錦秀会グループ