梅雨空が明けきらず向日葵の咲く青空が待ち遠しい7月も後半。錦秀会グループが青少年の夢を育む目的で応援するスーパーＧＴ５００レース第４戦は7月19・20 日の両日、仙台スポーツランドSUGOで開催されました。チームにとってはシーズンの折り返し戦になり、過去第2戦の富士戦が今季最高の4位を獲得したことから、ファンのチームへの期待は高まるばかり。その想いとは裏腹に今回は悪天候に翻弄させられる非常に厳しい戦いとなりました。

2014年7月19日（土）　予選キャンセル

19日は予選が行われる予定でしたが、雨と霧により視界が悪く他のチームの車がコースアウトを起こし3度も予選を中断。結局、予選はキャンセルされ翌日の日曜日に持ち越される１ＤＡＹレースになりました。


2014年7月20日（日）　午前予選　午後決勝

20日午前のセッションは通常フリー走行が行われる時間帯に予選が行われ、また、タイムアタックは選手交代で実施されますが今回は1チーム・１ドライバーに限定されました。さらに雨足の方向が全く定まらない為、タイヤの選択、選手の予選チャレンジに大変な足かせが課せられ苦戦を強いられることになりました。


予選はベテランミハエルクルム選手に託し颯爽とコースに飛び出しましたが、今度はギアトラブルに見舞われるという最悪の事態に。トラブルの修復にチームは全力を尽くし再度クルム選手をコースに送り出しましたが、時間不足で14位からの追い上げになりました。


午後2時の決勝のスタートを切ったのは新人、佐々木大樹選手。しかし、スタート直後から再度小雨にたたられることに。そのため、雨用タイヤ交換に迫られましたが、タイヤ交換はせずに絶妙なドライビングで15番手から7番手まで順位を上げ、そのまま51周目まで走行しクルム選手にバトンタッチしました。


その後、雨足は強くなりタイヤ履き替えのタイミングに各チームは右往左往し、クルム選手も交換を余儀なくされました。劣悪な条件の下、レースの順位が混沌とする中、クルム選手は雨の中でも最後まで諦めずに鬼神の走りを披露し、10位入賞を獲得の上79周のロングランは終了しました。


悪天候やトラブルにも関わらず、常に前向きに進むKondoRacingチームにこれからにも目を離せません。引き続きこのブログで応援をお願いします。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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